画像生成AIユーザーがAI学習用データセットから「自分の医療記録の写真」を発見してしまう
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AIアーティストのLapine氏は2022年9月17日に、Twitterで「私の顔がLAIONデータセットに含まれていました。それは、2013年に臨床記録として医師が撮影した写真です。医師は2018年に亡くなりましたが、写真がネット上のどこかに流出してデータセットの中に入ったのでしょう」と述べました。同氏のツイートには、医療記録としての使用を認める旨の同意書の写真が添付されています。
「Stable Diffusion」のような画像生成AIに自分の顔写真が使われている可能性は決して低くないとの警告
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Motherboardの取材を受けたニューハンプシャー大学法学部の助教で弁護士のTiffany Li氏は「こうした大規模なデータセットの大半は、他のデータセットから画像を収集しているため、最初に画像を収集した人、それを最初にデータセットに入れた人、それを最初に公開した人が誰かを特定するのが困難です。そうなると、法的な問題となっても誰を訴えればいいのか分かりません。これは、不正を行った者を罰することも難しいということです」と話しました。
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「ここまで行くと気持ち悪い」 「渋谷をAIカメラ100台で監視」が炎上 なぜ、温度差が生まれたのか?
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一度割り当てられた識別子は捨てられず、再度、渋谷を訪れた場合にマッチングされ、前回の行動履歴と照合していることになる。
生活習慣から潜在意識をAI分析 積水ハウスと博報堂
照明の消灯や鍵の開け閉めといったこれまで外からは見えなかった家屋内での生活習慣を可視化することで、居住者の潜在意識を掘り起こし、新たなサービスにつなげる計画だ。
積水ハウスと博報堂、スマートホームのログから家族の生活習慣をAI解析
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プロジェクトではまず取得したデータをAIによって解析し、照明や施錠の操作ログから家族の無意識の行動一つひとつを把握する。その後、それぞれの行動シーンを組み合わせて家族全体の行動様式を解析する。
同サービスでは照明のオン/オフや玄関の施解錠の操作ログなどと家族構成や間取りなどをひも付けたデータを蓄積している